
日清どん兵衛 天ぷらそば。
日清どん兵衛 天ぷらそばを挟んだ。
あのラッセンが
かき揚げを描きあげたらしい。
どう描きあげたのか気になり、確認してみたのである。
大海原に浮かんだかき揚げの周りをシャチが飛び跳ねている絵であった。
おおいに刺激をうけたのである。
科学界の底辺の更に底辺、更には在野の研究者であるとは言え、ホットサンド研究者も科学者である。
なんの分野でもそうだが突き詰めていくと
分野なんてものの境界は曖昧になってくるのである。
だから、科学者はアーティストであるし、逆もまたしかりなのだ。
インスピレーションをヒシヒシと感じとった私は、どん兵衛を挟む事にした。
私のキャンバスである食パンに、私の受けたインスピレーションをぶつけていくのだ。
パンの上に日本そばが載った!
更にその上にかき揚げまでもが載ったのである。
もはや、これは私の行為であって、私の行為ではない、私を突き動かす何か。
超越した存在、それを神と言う人もあるかもしれない。宇宙と言う人もあるかもしれない。
どん兵衛のカップにお湯を注ぐまでは、
意識があったが気付いたら、
いつも通りに2つに切り分けられた、天ぷらそばが挟まれたホットサンドを手にしていたのであった。
あまりの出来事にしばし呆然としたが、すぐさまこの奇跡を味わった。
美味しい。
かき揚げだけでも美味しいところに
そばのボソボソ感が加わり、
何故かパンもいる。
カオス的美味しさ。
結論。
時にはアートからインスピレーションを受けるべし。
そして、かき揚げはそばを足す事で一段上に行ける。