
たい焼き。
たい焼きを挟んだ。
いきなりだが、ホットサンドとは何か?
私の答えはこうである。
“ホットサンドとは、もれなくトーストされたパンがついてきてしまう電子レンジである”
冷めたたい焼きを挟んで、つくづくそう思ったのである。
たい焼きはほどよく温まっていた。
温かいものが食べたい、とはテクノロジーに甘えた現代人のワガママであろう。
レンジでチンする。
これなどは更に進んで、最近は手抜きと見なされ、丁寧系の人からはバカにされてもいる。
そういう人は電子レンジは手放し、蒸籠で蒸すとか言う人が多い。
私は電子レンジと蒸籠の間をつなぐのが、ホットサンドメーカーだと主張したい。
パンがついてきてしまうが、
挟んで焼くヒトテマに丁寧系の人も納得するに違いない。
結論。
ホットサンドは電子レンジである。
パンの分だけ腹が余計に膨れるが。