
枝豆。
枝豆を挟んだ。
何故かわからないが季節感無視で枝豆を購入してしまった。
理由がまったくわからない。
別の人格があるのだろうか、心配になる。
前にも牛丼を食べようと思って、すき家に行き、いざオーダーの際に
「カレー大盛りで」
と頼んでしまい驚いた事があるのだ。
俺は俺が恐い。
まぁ、そんな訳で季節外れの枝豆。
パンの上にウリュウリュと豆を出していくのであった。
黙々と切ない作業である。
想像して欲しい、じきに36にならんとしている男が
食パンのまえに佇み、そのパンに向けて、黙々と枝豆をウリュウリュしている姿を。
まぁ、そんな訳で
枝豆のホットサンドは手間がかかるのだ。
味は枝豆で、パンのカリッと感の後に豆のプリュッと感が楽しい1品である。
塩気を多少強く感じたのは切なさで涙がまざったのでは断じてない。
結論。
枝豆は一人でウリュウリュすると切ない。