
おから煮。
おから煮を挟んだ。
食パンばかりを貪る息子を馬鹿にしながらも、
その身を案じ、おから煮を持たされた。
嫁も娘もいるのに情けない事である。
が、ありがたい。ありがとう、母。
しかし、そのまま食べたら美談に終るので
美談を破談にすべく、やはり食パンで挟む私である。
親心、子知らず…嗚呼。
そんなバチ当たりな事をした為なのか、おから煮はパンにあまり合わないのであった。
すごくビミョーな味わい。
親孝行しようと思うのであった。嗚呼。
結論。
おから煮はおから煮のまま食べよう。
親孝行をしよう。