ホットサンドの研究〜ちょうしたのかばやき さんま〜

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ちょうしたのかばやき さんま。

ちょうしたのかばやき さんまを挟んだ。

千葉県が誇る優良缶詰めメーカー「ちょうした」。

正確には田原缶詰株式会社のブランドである。

数年前に妻のお母さん、つまり義母からここの缶詰めをもらい初めて食べて

すっかり魅了されてしまった私だ。

そして昨年の一時期、思うところがあり、

お昼のお供にずっとこのちょうしたの缶詰ばかり食べていた。

あの時は白飯にちょうしたさえあれば、生きていけるとさえ思っていた。

私がさんまであり、缶詰にされてしまうような事になったら、

その時はちょうしたで缶に詰められたいものだ、そう思う。

それほどまでに惚れ込んだちょうしたの缶詰なのである。

ホットサンドにして、もし美味しくなかったら、、、

そんな事に思いを巡らせて寝れなかった夜が幾夜あっただろうか。

しかし、

挟むと決めたら断固挟む漢、それは私。

美味かろうと不味かろうといい、挟むのだ。

それがホットサン道。我がホットサン道に一片の悔いもあってはならぬのだ。

 

缶を開け、パンに敷き詰める。

いい感じに収まり、期待は高まる。

アクセントに七味を振る。

挟む、焼く、裏返して更に焼く。

そして、食べた。

「!?」

お、お、美味しくない。

ご飯にしみると美味しいあの汁がパンには全く合わないし。ペヨペヨになり不味い。

そして、ご飯の時には感じない生臭みをパンだと殊更に感じる。

不味さ、と言うより悲しみが口の中に広がるのであった。

 

結論。

ちょうしたはご飯と一緒に食べよう。

 

 

 

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