
一夜山では泣く泣く敗退しました。
けれど、ただ敗けて帰って来た訳ではないのです。
その手には、、、
そう、その手にはヨモギが掴まれていたのです。
登頂、開店ができない悔しさを草摘みにぶつけたのです。
ま、この時期に山登りするのなら、山菜採りは自動的についてくるのですけれど(笑)
とは言っても、北信の遅い春のこと、摘める草は限られていました。
コゴミ、ヨモギ、フキノトウを摘みました。
(↑ 収穫の図)
昨日はこれらをスタンダードに天ぷらにしました。美味しかった。
特にフキノトウね。
前々から思っていたのですが、雪深い所のフキノトウは質が飛び抜けて高い。
フキノトウは香りのカタマリでした。豪雪地帯おそるべし。
そして、今日。
草餅を作ることにしました。
摘んできたヨモギを丁寧に洗い、ゴミなどを取り除きます。
たっぷり湯を沸かし、重曹を入れて、4〜5分。
茎が指でつぶれるくらいなるまで茹で、水にさらします。
水を軽く切って、フードプロセッサーに投入、切り刻みます。
するとペースト状になるのです。
ちなみにこのペーストは凍らせて保存可能。
作りだめしておけば、いつでも草餅を食べられる素敵ライフが待っています。
(↑ 切り刻まれたヨモギの図)
このペーストを餅ついてる時に少しずつ投入。
もち米二合に対して、ペースト100g位。
ちなみに餅はパン焼き器の餅つき機能で作ってます。
(↑ 出来上がった草餅の図)
餅って可愛いですよね。
こういう感じになれたら、人生はもっと楽だろうなぁと思います。
餅みたいな人、憧れます。
茹で小豆缶があったので
茹で小豆のっけスタイルで頂きました。
フワッと香るナイスな出来栄え。
それにしても、ヨモギを餅に搗き込んでやろうと考えた人は天才ですね。
その発想があれば、人生はもっと楽だろうなと思います。
草餅を発明した人、憧れます。
やっぱり春はいいよなぁ。
餅を食べ、渋茶をすするのでした。
おしまい。