
先月の涙の2連続敗退から1ヶ月。
満を持してとこが斑尾山に出店してきました。
急登とブナの道を登った先には。。。。
「6月になったら、ブナの綺麗な北信の山に登るのだ」
5月に一夜山、八柱山と二山続けて残雪に退けられてから、
そう念じ続け、1ヶ月過ごしてきたのでありました。
そして、機は熟したのであります。
目指すは斑尾山山頂。
(↑大池登山口にて決意を背中で語るの図)
「なんか寒いなぁ」
という一言が登山口に降り立った瞬間に口から出た。
車の気温計を確認したら10℃とあった。
一抹の不安を抱えながら、搬入開始です。
(↑今日もちっちゃい書店員も一緒です)
(↑これぞ、北信の山。雪の重みで根元が曲がった杉)
ガイドブックに書いてあった通りの急登。5分登っただけで、寒くなくなりました。
なかなか歯ごたえのある登りです。
私は仕事柄慣れているけど、娘を背負った妻は大変そう。
普通の家族のハイキングなら、当然私が娘を背負う所でしょう。
しかし、何という事でしょうか、私が背負うのは本棚なのでありました。
理解のあり過ぎる妻に、本当に感謝なのであります。
(上:皆大好きコシアブラ 下:木にあいた謎の穴 )
急登のおかげで、いつも以上にゆっくり景色を眺めて登ります。
そんなキッツい登りも30分ほどで次第に緩やかになってきます。
↓こんな感じですごく、かなり気持ち良い道。
生えてる木もスギ、カラマツからシラカバ、ミズナラ、そしてブナ。
茶色から白っぽい感じの林になるのです。
変化がくっきりしていて、面白いなぁと思いました。
(↑ナミナミしているブナの葉っぱ、カワイイです)
(↑ちっちゃい書店員・葉月さんがゴネ出したので、ブナに乗せてあげました。)
(↑ブナの林を歩く)
ブナの道にうっとりしながら歩くこと30分で山頂に着きました。
登頂成功です。
↓斑尾山山頂はこんな感じ。
(↑山頂からの風景)
地味なのでありました。
そして、我々以外誰もいない。。。
そこはかとなく漂う敗北ムード。
けれど、開店です。
誰もいない山頂で「イラッシャイマセー」と空々しく言ってみるごっこをしました。
でも、やっぱり誰も来ないから家族3人でオヤツの豆大福を食べる事にしました。
モグモグしていたら、チリリリンと熊鈴の音。
お客さん到来!!
ここぞとばかりに「本屋です」とアピール(笑)
なんと2冊も買って頂けました、ありがとうございます。
一冊も売れない、と言うより人は来ないだろうと思っていたので
もう下りるか、と言ったらまたチリリリン♪
今度はグループ登山のお客さんがご来店。
またもや2冊もお買い上げ、ありがとうございます。
このご購入でかなり気分がよくなりました(笑)
打った事ないけどサヨナラホームランを打った気分になったので下山する事に。
来た道を戻ります。
ブナはやっぱり気持ちよくて、
急登だった所の下りはやっぱり下るのが大変でした。
この時期の北信の山は睨んだ通り、気持ち良いです。
しばらくは北信の山かな、と思った斑尾山山頂書店なのでした。
おしまい。
こんばんは
先日、斑尾山山頂にて本を購入させて頂きました❗まだ、読み始めたところですが、なんだかこの本とは普通の出会い方じゃ無い分、とても愛着を持っています
北信のお山で開店する時には、早めに告知をお願いいたしますぜひ、登山部のみんなでリピートしますね