6/4 斑尾山山頂書店

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先月の涙の2連続敗退から1ヶ月。

満を持してとこが斑尾山に出店してきました。

急登とブナの道を登った先には。。。。

「6月になったら、ブナの綺麗な北信の山に登るのだ」

5月に一夜山、八柱山と二山続けて残雪に退けられてから、

そう念じ続け、1ヶ月過ごしてきたのでありました。

そして、機は熟したのであります。

目指すは斑尾山山頂。

 

(↑大池登山口にて決意を背中で語るの図)

 

「なんか寒いなぁ」

という一言が登山口に降り立った瞬間に口から出た。

車の気温計を確認したら10℃とあった。

一抹の不安を抱えながら、搬入開始です。

 

(↑今日もちっちゃい書店員も一緒です)

(↑これぞ、北信の山。雪の重みで根元が曲がった杉)

 

ガイドブックに書いてあった通りの急登。5分登っただけで、寒くなくなりました。

なかなか歯ごたえのある登りです。

私は仕事柄慣れているけど、娘を背負った妻は大変そう。

普通の家族のハイキングなら、当然私が娘を背負う所でしょう。

しかし、何という事でしょうか、私が背負うのは本棚なのでありました。

理解のあり過ぎる妻に、本当に感謝なのであります。

 

(上:皆大好きコシアブラ  下:木にあいた謎の穴 )

急登のおかげで、いつも以上にゆっくり景色を眺めて登ります。

そんなキッツい登りも30分ほどで次第に緩やかになってきます。

↓こんな感じですごく、かなり気持ち良い道。

生えてる木もスギ、カラマツからシラカバ、ミズナラ、そしてブナ。

茶色から白っぽい感じの林になるのです。

変化がくっきりしていて、面白いなぁと思いました。

(↑ナミナミしているブナの葉っぱ、カワイイです)

(↑ちっちゃい書店員・葉月さんがゴネ出したので、ブナに乗せてあげました。)

 

(↑ブナの林を歩く)

ブナの道にうっとりしながら歩くこと30分で山頂に着きました。

登頂成功です。

↓斑尾山山頂はこんな感じ。

(↑山頂からの風景)

 

地味なのでありました。

そして、我々以外誰もいない。。。

そこはかとなく漂う敗北ムード。

けれど、開店です。

誰もいない山頂で「イラッシャイマセー」と空々しく言ってみるごっこをしました。

でも、やっぱり誰も来ないから家族3人でオヤツの豆大福を食べる事にしました。

モグモグしていたら、チリリリンと熊鈴の音。

お客さん到来!!

ここぞとばかりに「本屋です」とアピール(笑)

なんと2冊も買って頂けました、ありがとうございます。

一冊も売れない、と言うより人は来ないだろうと思っていたので

もう下りるか、と言ったらまたチリリリン♪

今度はグループ登山のお客さんがご来店。

またもや2冊もお買い上げ、ありがとうございます。

このご購入でかなり気分がよくなりました(笑)

打った事ないけどサヨナラホームランを打った気分になったので下山する事に。

 

来た道を戻ります。

ブナはやっぱり気持ちよくて、

急登だった所の下りはやっぱり下るのが大変でした。

 

この時期の北信の山は睨んだ通り、気持ち良いです。

しばらくは北信の山かな、と思った斑尾山山頂書店なのでした。

 

おしまい。

 

 

 

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コメント

  1. 中野市の出来立て登山部、部員 より:

    こんばんは
    先日、斑尾山山頂にて本を購入させて頂きました❗まだ、読み始めたところですが、なんだかこの本とは普通の出会い方じゃ無い分、とても愛着を持っています
    北信のお山で開店する時には、早めに告知をお願いいたしますぜひ、登山部のみんなでリピートしますね

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