
テンカラコトハジメ。
今年もテンカラ釣り超入門講座を開催しました。
テンカラの「テ」の字から伝えますよ~
我が心の本業・釣り。
本屋、林業じゃねぇのかよ!!というツッコミは受け付けません。
誰が何と言おうとも、断固、釣りなのです。
そして、釣りというのはそう言わせしめる程の魔力、魅力があるのです。
一人でも多くの人をその魔道の道へと誘うべく、
小谷村の大網集落の”くらして”さんと去年から始めたのが「テンカラコトハジメ」。
くらしてさんが管理するつちのいえを根城に一泊二日の合宿で
竿の振り方、仕掛けの作り方、毛鉤の巻き方、渓流の歩き方などなどなど・・・
次からは一人で渓流で釣りを始められるというスタートラインに立つまでを伝える講座なのです。
(↑座学もやります)
テンカラ釣りとは何ぞや?という事を座学で知ってもらうところから
キャスティング(竿の振り方)の概念を解説。
ラインの結び方を実際にやって、仕掛け作りをしてもらいました。
(↑結び方を伝授の図)
(↑テンカラコトハジメ参加者特典!!杣Booksオリジナル仕掛け巻き)
作った仕掛けは↑の仕掛け巻きに収納。
早速近所の川へ練習に行きました。
(↑川原で仕掛けをセッティング中の人々)
テンカラコトハジメで使ってもらう竿はかのPatagoniaさんのものなのです。
Patagonia白馬店さんのあり得ないくらいのご厚意でロッドを貸してもらいました。ありがたし!!
仕掛けをつけたら、振ってみる。
「1・2」のリズム、脇はしめる、手首は使わない、「ジューニジ、ニジ」のふり幅。。。
テンカラキャスティングの基礎をおさえて、皆でフリリ。
最初はぎこちない、カクカクした感じだけど次第になめらかになってきます。
慣れない動作なので皆、「肩こった」と言ってました。
帰りしなに釣っていた場所の目の前にある「姫川温泉 瘡の湯」で一風呂浴びて、
つちのいえの美味しい晩御飯を食べました。(←参加者さん曰く”人間らしい食事”とのこと(笑))
そんな人間らしい夕食の後は毛鉤作りワークショップです。
とりあえず、ヒョヒョイと巻いてみせます。
とりあえず、ヒョヒョイとはいかないものです(笑)
これも数をこなせば上達してくもの、巻けば巻くほど上手くなる。
しかし、途中からやはり飲むでしょ~となり、皆の片手にはビールが(笑)
皆で酔っ払いながら、酩酊タイイングです。
酔った感性が新しい感性のクリエイティブを生み出した・・・のかは不明。
翌早朝5時に起床し、川へ。
昨日の復習をします。皆、上達しています。
朝飯前なので小一時間ほどだけど、早朝の渓は気持ちいいですねぇ。
つちのいえに戻って、やはり”人間らしい食事”の朝食。美味しい。写真ないけど。
さ、巻いた毛鉤を持って、渓へ繰り出しますかという時に雨が降り出しました。
みるみる雨脚がつよくなり。。。。土砂降りに。嗚呼。
という事で、本当に残念だけど釣りに行くのは諦めて毛鉤巻き、巻き、巻き。
二日目はちょっとマニアックに
テンカラ用の釣り針の種類を見てみたりもしました。マニアックです(笑)
スタンダードじゃないパターンも巻いてみたりもしました。
これは雑誌に載っていて、実績がある”ブナムシプカプカ”ってパターン。
さらに逆さ毛鉤もつくりました。
スタンダード毛鉤、逆さ毛鉤、ブナムシプカプカと3パターン作れた。
合間にくらしてさんの作る栃餅を炭火で焼いて、コーヒーと一緒に頂きました(写真ない。。。)
ちょっと雨が残念だったけど、テンカラの魅力は十二分に伝わった
今年のテンカラコトハジメでした。
参加者さんの要望もあり、来年の開催も早くも決定(笑)
あ!そうそう、本屋らしいこともしてたのでした。
渓流的図書館を勝手に開設。
来年のテンカラコトハジメ、乞うご期待!!