杣Books、ラジオに出るの巻

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「どうして僕はこんなところに」

FM長野の入口で僕はそう思っていたのでした。

長野県民御用達メディア・FM長野の番組「ラジモ」に出演してきましたよ。

なかなかビビりました、いや、かなりビビりました。

たかがラジオと言う人もいるかもしれません。

しかし、私には「されどラジオだな」とつくづく思いました。

だって、普段聴いてるんだもの。

その普段聴いてるものに、自分の活動が取り上げられたり、不埒な事を言わせてもらえるというのは

なかなかない経験だと思うので、ここに記しておくことにします。

 

 

どうしても拭えない「どうして僕はこんなところに」感


実は1ヶ月くらい前にオファーはもらっていました。

だから、それなりに心の準備はしていたのです。

が、実際にFM長野さんの扉の前に立ってみたら

「どうして僕はこんなところに、こんなことになっているんだ」感がハンパないのでした。

因みにFM長野さんの門を叩いたのは出番の17時の50分前くらい、つまり16時10分。

ロビーで出待ち?したのですが、放送はロビーにも流れているんですね。

持ってきた本「どうして僕はこんなところに」を読んで落ち着こうとするも

全然内容が入ってきません。

いやが応にも高まる緊張感。

 

スタジオ前でお茶をすするも落ち着かない


そんなこんで出番20分前にスタッフさんからお声掛け頂き、

スタジオの前の部屋へ通されました。

ソワソワソワ、、、という音が自分から聞こえてくるようでした。

それを察してか、スタッフさんが一杯のお茶を持ってきてくれました。

有難し。

早速すすります。

ムムム、無味。

でも、口が乾いている、、ような気がするのです。

また一口すすります。

ムムム、無味。嗚呼。。。

 

イン・ザ・スタジオでいざ出演


 

 

パーソナリティのお二人に「どーもー」とか言いつつ、

いつもより重く感じる背負子本棚を下ろして、いつも通りの開店。

いつも通りを心掛けた結果、ウンコの本やらアントニオ猪木詩集を面出ししてしまう狼狽ぶり。

嗚呼。

しかし、至って「落ち着いてますよ、私」の体はキープ。

高鳴る鼓動。開く毛穴。

そして高鳴る「どうして僕はこんなところに」感(笑)

 

極度の緊張で何故か口が達者になる私


そして、切って落とされた出演という火蓋。

テンポ良く繰り出されるパーソナリティのお二人さんからに質問に

心の中ではアワワワワとなっているのに何故か饒舌に対応する私の口。

「何でコイツはこんなにペラペラしゃべれるんだ?」という冷静な自分もいたりして。

不思議な興奮状態というか、精神状態というか、分裂状態を味わいました。

気付くと出演時間の20分は終わっていたのです。

一体誰が喋っていたのでしょう(笑)

少しホラーですね。

 

なんだかんだで良い経験でした


そんなような訳で瞬く間に別の誰かがラジオ出演していたかのように、

私のラジオ出演は他人事のように眼前で過ぎていくという不思議体験として経験されたのでありました(笑)

きっとこの経験は今後に役立つでしょう。

と言うより、酔えば酔う程キレが増すジャッキー・チェンの酔拳が如く、

緊張すればする程、口が達者になるのかもしれません。

これは果して特技なのでしょうか。。。

そして、radikoで聴き直した自分の声は違和感に満ち満ちていたのでありました。

 

おしまい。

 

P.S.

番組公式の放送後記

本日放送分のradikoのリンク(5/14まで)

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