勝手にホットサンド、または日本ホットサンド学会のこと。

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「ホットサンドにすれば何でも美味しい♪」に対して、

そんな訳はない、不味いものだってあるはずだ。

それを確かめんがために始めたのがホットサンドの研究でありました。

ついにその研究成果を白日の下にさらす日がやってきたのでした。

という訳でして、

『勝手にホットサンド』というイベントをしてみました。

 

しこしこ研究してきたホットサンド。

その研究成果を勝手に発表しようという趣旨であります。

 

何人かのマニアックな人に

「ホットサンドの研究、面白いですね」

と言ってもらい嬉しくて、美味しかった研究事例をやってみてと伝えるのですが

 

(↑果汁グミのホットサンドの焼く前)

実際に挟んで食べてみる人は一人もおらず。。。。

 

「美味しくないのかも・・・」と自分の味覚のダメさに意気消沈していたわけです。

いや、しかし実際に食ってから残念がって欲しいと思い、

勝手にホットサンドを焼いて食べてもらう、というイベントにしたという次第です。

 

↑マクドナルドのダブルチーズバーガーを挟んだり、

 

(↑パン一斤ホットサンド時の必須テク「プレプレス」)

↑パンを丸ごと一斤ホットサンドにしてみたり、

 

改めてやってみて「そら、誰も真似しないわな」と少し冷静になったりもしたのですが、

「意外にイケる」というお言葉をもらえたのでした。

 

まぁ、確かに私のホットサンドのレシピは一般的ではないかもしれません。

しかし、200近くの具材を挟んできて私は気付きました。

美味しさという美しい花の下には、数十数百という不味さの屍が埋まっている、という事実に。

 

(↑当日集まったホットサンドの具材)

 

我がホットサンドの研究の特徴は「網羅的であること」です。

そもそものスタートが「不味いものだってあるかもしれないよ?」だから、

美味しくなくて構わないので一見してホットサンド向きじゃない具材も対象になるのです。

 

そう、美味しさを目指すと取りこぼしてしまう具材があるのですね。

果汁グミなんて、その最たる例だと思います。

ほっといたら誰も挟まないでしょう。

 

料理においての「死」を「不味さ」と定義するならば、

美味しさを目指すにはその死地に飛び込む覚悟が必要である。

そういう事を私はこの研究から学びました。

 

だから私はこう言いたい、

 

「ホットサン道とは死ぬことと見つけたり」と。

(↑※もはや剣道とか茶道とかだと思っています(笑))

 

これはホットサンドに関わらず、人生においても言えることかもしれません。

ホットサンドしまくっていたら、生き方を見出すまでになるのですね。

ま、こじつけだけども。

 

そんな訳でして、死地に飛び込んで掬ってきた数々のホットサンドレシピ。

私の予想を裏切りイベントはなかなか好評のうちに終わりました。

また「勝手にホットサンド」しよう。

そう決心したのでありました。

 

当日のお品書きを参考までに記しておきます。

お試しあれ。

①パン1斤
②果汁グミ
③すあま
④マックのダブルチーズバーガー
⑤ハム&チーズ
⑥野菜かき揚げ天ぷら
⑦はんぺん&チーズ
⑧粉末コーンポタージュ
⑨粉末抹茶オレ
⑩カニかま&マヨネーズ
⑪チョコパイ
⑫焼きプリン

 

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